後天大開闢の審判の状況

後天開闢と仙境

後天開闢
後天大開闢の審判の状況
ある日、上帝様は幼いホヨンに言われた。
「開闢の時になれば、山が覆り、地面が裂けてすっぽり落ち込み、とても恐いのだ。山が覆って下敷きになる者、地が裂けて呑み込まれる者など、逃げ場のない修羅場である。昨日訪ねた家に今日行ってみると、瓦礫の山に変わり果て、その家は跡形もないのだ」
「気をしっかり持って歩かなければならない。よそ見をせず正面を見て歩くのだ。天から玉短簫を吹く時に、それを聞ける耳がなければならない」