① 正三致誠 : 別名 《正三 御用始めの天地告祀致誠》
毎年、陰暦正月の3日. 新年の天下事道政の始まりを、天地と上帝様、太母様の前に 告げる致誠。
② 太母高首婦様 聖誕致誠 : 毎年 陰暦 3月 26日
上帝様の伴侶としてこの世に来られ、首婦度数で宗統と道通を伝授され、上帝様の御天後、上帝様信仰の根本と基礎を確立なさった太母様の聖誕日。天下蒼生の母が来られたことを聖祝し、太母様の徳を称える致誠。
③ 上帝様御天致誠 : 毎年 陰暦 6月 24日
否劫に陥った天・地・人の三界を救援なさる9年間の天地公事を終えられ、再び天上の宝座に帰られた御天日。人類に新しい生命を下さるために、犠牲と奉仕の道を行かれた上帝様の徳を称える致誠。
④ 甑山上帝様 聖誕致誠 : 毎年 陰暦 9月 19日
秋の開闢期を迎えて、死滅の危機に処した人間と天地神明を救援するために、天上の宝座を後にし、人間で降誕なさった上帝様の聖誕日。真の天主様がこの世に降誕なさり、人類に新しい生命の道が開かれたことを歓喜にあふれて行う大致誠。
⑤ 冬至致誠 : 毎年 12月 冬至の日
一陽が始生する冬至の日、去る一年を締め括り、迫りくる新年を用意する致誠。
入道致誠と薦道致誠は、致誠を行う当事者である信仰人が、致誠の主人公になる意味深い致誠である。入道致誠と薦道致誠を行う主人公は、致誠の供え物を自ら用意するのみならず、致誠日に先立って、一定の期間を定めて誠心修道を行うことで致誠を成功裡に導くことができます。
① 入道致誠 :
救援の生命綱である太乙呪の伝授を受けて、後天の新生命として生まれ変わる致誠。
入道致誠を通じて、天地の親であられる上帝様と太母様の子女として新しく生まれ、後天5万年間子孫万代に亙って、新しい生命を持続することができる基本資格を与えられます。信仰人にとっての入道日は、後天の誕生日に該当する、意味深い致誠です。
一方、入道致誠は‘甑山道の開闢真理を世に伝え、人を生き返らすことによって60億の人類を救援しなさい’との上帝様と太母様の六任天命を受ける致誠であると同時に、これを断じて実践するとの硬い信心を捧げる、天地への誓約致誠という点により深い意義があると言えます。
入道致誠を契機に、信仰人はもう救いを受けるべき対象ではなく、手に‘生’(救う)という字を握って歩きながら人を救い出す天地の働き手として生まれ変わります。
② 薦道致誠 :
亡くなった先祖神を上帝様の神壇に祭ることによって、上帝様の道門に導く契機をつくり、
ついには天上の先祖神を救うようになる誠に意味深い致誠です。
上帝様の信仰人にのみ薦道式を挙行しえる資格が与えられ、すべての信仰人が子孫になった務めとして、当然しなければならない致誠です。
もちろん、薦道致誠を一度挙行したからといって、先祖神が直ちに天上の神明界で上帝様を信仰することに繋がるわけではありません。しかし、致誠を行うことにより、先祖神が天上で上帝様の無極大道に会うきっかけになり、地上の子孫が一様に真心を込めて、天下事の働き手としての道を歩んでいけば、必ず先祖神は、天上での上帝様の信仰人に定着することができます。
国内、外のすべての信仰人は、毎週水曜日と日曜日に、所属している道場で致誠を行います。
日曜致誠 は、午前10時より、水曜致誠は午後7時30分より始まります。
信仰人は、定期致誠に欠けることなく参加することで、上帝様と太母様の生命なるお言葉に目覚め、太師父様と師父様の教えを自分のものにすることで、真の天下事の働き手としての信仰人に変わることができます。