六.上帝様の宗統継承者、安雲山太上宗道師様と安耕田宗道師様

img_02.215_tsbn
天地父母なる上帝様と太母様の道を人事として締めくくられる方は、安雲山太上宗道師様と安耕田宗道師様です。
安雲山太上宗道師様は上帝様を信仰していた父親の影響で、幼い頃から信仰的な環境の中で成長し、早くから上帝様の大業が天命であることを悟り、国内はもちろん満州や北地を遊歴しながら万象を体験なさいました。その後24歳になる1945年に解放を迎えると共に、上帝様の真理をもって天下蒼生を救おうと誓願し、奮然と立ち上がりました。
当時安雲山太上宗道師様は、真の神様であらせられる上帝様がこの地に降臨なさり、天地公事を執行されるしかなかった、宇宙一年の変化原理を解き明かし、真理の基盤を立て、 あらゆる苦難をものともせず、数年に渡り単身全国を巡回しながら数十万を布教されました。この時から甑山道の第二復興時代が始まります。
* * *
img_02.215_sbn
しかし、1950年(庚寅)に韓国動乱が起こると、戦乱の最中に太上宗道師様は大休憩期を宣布され隠遁されます。
それより20年後、「甲乙に頭をもたげ、戊己にうねり出すであろう」とされた上帝様の御言葉の通りに、1974年(甲寅)1975年(乙卯)に安雲山太上宗道師様は三男の安耕田宗道師様と共に第三復興期の砲門を開かれました。
そして安耕田宗道師様は、甑山上帝様と太母高首婦様の御言葉と聖跡を集大成した、甑山道の経典『甑山道道典』を編纂なさり、また『甑山道の真理』、『これが開闢だ』、『貫通甑山道』、『大道問答』などの書籍を執筆され、甑山道の大衆化の礎石を据えられました。これによって世界に広がる今日の甑山道が存在しているのです。
安雲山太上宗道師様と安耕田宗道師様は宇宙原理をもって開闢の原理を解き明かし、上帝様太母様の大道を人事として締めくくられる人類の大いなる師であられます。