七.後天造化仙境の聖典、『道典』

甑山道の経典は『甑山道 道典』です。『道典』は甑山上帝様と太母高首婦様の御言葉と聖跡を集大成した甑山道の経典として、1992年に初版本が刊行されました。さらに11年後の2003年冬至に、御言葉を大幅に増補した改訂新版が発行され、過ぎし百余年間秘められてきた開闢公事の全貌が分かるようになりました。
『道典』の刊行は、上帝様と太母様にお仕えした聖徒たちと彼らの直系の家族や弟子など数百名の証言を採録し、天地公事の現場をひとつひとつ踏査して過去記録に残る人名や地名、年代を徹底的に考証検討分析した、実に膨大な作業の末に完成しました。
甑山上帝様が天地公事を執行されてから100余年、安雲山太上宗道師様が道門を開かれてから60余年、そして安耕田宗道師様が本格的に道典の編纂作業に取り組んでから30数年目にして、ついに後天新文明の教科書であり、人生の教科書、人類救済の手引きとなる『道典』完結版が刊行されたのです。
この道典は英語、日本語、ドイツ語、中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語など、7ヶ国語に翻訳され、宗教界のみならず、全世界の文化圏に新鮮な衝撃を投げかけています。また、豊富な絵と共に読む『子どもの道典』も発刊されました。
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