太乙呪修行

* 眠気がさしても少しだけ寝て、太乙呪を多く読みなさい。この呪文は天随一の王様なので、五万年の間、村々や各学校で唱えるようになるであろう。(道典7:58:1~2)

* また言われるには“‘HUMCHI’は天地の父母を呼ぶ声である。仔牛が親牛を呼ぶのと同じように民が天の神を呼ぶ声である。落盤四乳とは「この四つの乳首をよく吸ってこそ生きることが出来る」という言葉であり、「天主様を離れては生きられない」という言葉である。薬は即ち太乙呪である。(道典7:58:3~6)

甑山道信仰の表象は、‘朝夕に清水を供え、太乙呪の呪文を唱えること’です。
■ 何故、太乙呪を唱えなければならないのか?
太乙呪の呪文には、秋の開闢を克服し、後天5万年の子孫万代を継続することができる新たな生命の気運がこもっているからです。
秋の根本精神は、万有の生命が根元を探し求めて、統一する原始返本です。秋になれば、あらゆる生命は、自身の生命の根(ルーツ)を探すことができてこそ生きられるのです。根元を探せなかったり、否定したりする者は誰であろうが生き残ることはできません。
この秋の開闢期には、ひたすら太乙呪を唱えることで生命が原始返本し、天地の生きる気運を受けることができます。
■ 太乙呪の功力は 無窮無尽です。

上帝様は、

“万事無忌の太乙呪
万病通治の太乙呪
布徳天下の太乙呪
広済蒼生の太乙呪
所願成就の太乙呪
万事如意の太乙呪
無窮無窮の太乙呪
太乙呪は如意宝珠”

と言われた。(道典改訂版)

太乙呪を一言でいえば、天下事の働き手、信仰人の如意宝珠です。
甑山道の信仰人は、太乙呪の他にも五呪、節候呪、雲長呪、更生呪、七星経、真法呪開闢呪等の呪文修行を行います。
太乙呪の呪文を、呼吸をするかのように読みなさい。(安雲山宗道師様より)
後天開闢は太乙呪で始まり、太乙呪で終わる。(安耕典宗正様より)
甑山道の道場に訪れれば、太乙呪の修道法を教わることができます。