宇宙論

先天から後天に渡る時には、どのような変化がありますか。

春に根から出た生命の気運は、分裂と成長の陽の運動をするため、根から幹へ、そして葉っぱへ、花へと、夏の間中ずっと上に向かって伸びます 。ところが秋になれば、生命の気運が180度方向を変えて、根の方に戻ります。上に向かって発散していった陽の気運が、今度は成熟と結実のために下の方に収斂する陰の気運に変わるのです。

もっと見る

夏秋交易期とはどういう意味ですか。

夏秋交易期とは文字通り、「(大宇宙の季節が)夏から秋に変わる時点」を意味します。

もっと見る

後天の特徴は?

夏秋交易期とは文字通り「大宇宙の季節が夏から秋に変わる時点」を意味します。人類は今、宇宙の春と夏を経て秋の入り口にいます。即ち夏から秋に、先天から後天に入って行くところなのです。このように季節の変わる時点がまさに夏秋交易期であり、その状況に備えなければなりません。甑山上帝様は「今や、全天下が秋の運数に入ろうとしている。(2:29:1)」とおっしゃいました。「天地の秋が訪れる。秋の開闢がやってくる。」ということを知ればこそ、今日の人類が抱えているあらゆる問題の解決方法を見出すことが出来るのです。

もっと見る

先天の特徴は?

先天五万年は、創造と分裂、生長の時間帯です。天地はこの時期に人間と万物を生み、これらの生命たちは自らの成長と発展のために熾烈に競争します。そのため、先天の世では必然的にお互いに相手に勝とうとする相克の秩序が支配します。

もっと見る

先天と後天とは何ですか。

宇宙一年は地球の時間で129,600年ですが、前半の春夏の期間を先天といい、後半の秋冬の期間を後天といいます。だから、先天の春と夏が64,800年、後天の秋と冬が64,800年です。

もっと見る

天地が人間の農事を営む目的は何ですか。

天地が人間農事を営む目的は、秋開闢の後に展開される地上楽園である後天仙境を建設させるためです。手足のない天地はその仕事を自ら成すことは出来ないので、人間にその仕事を代行させて天地の夢を実現するのです。

もっと見る

「宇宙(天地)が人間農事を営む」とは、どういう意味ですか。

安雲山宗道師様は、「天地は漠然と回っているわけではない。目的があって、秩序整然に回っていくのである。その目的が何かといえば、人間の農事を営むことである。」とおっしゃいます。農夫が四季に合わせて草木農事を営むのと同様に、宇宙もまた、四季に循環しながら人を育てて取り入れる、という人間農事を営みます。

もっと見る

「宇宙一年」とはどれぐらいの時間ですか。

大自然の循環には『360』という数字が出てきます。地球は一日に360度自転し、一年に360回自転します。その間に一回公転し、それが地球の四季になります。360度ずつ360日回るのですから、地球は一年間に129,600度を回転することになります。

もっと見る

「宇宙一年」とはどのようなものですか。

大宇宙が春、夏、秋、冬と循環する一周期が宇宙一年(Cosmic year)です。同時にそれは、人類が生まれて文明を築き、消滅していく、宇宙の四季循環周期をも意味しています。

もっと見る

生長斂蔵とは何ですか。

天地があらゆる生命を産み(生)、育て(長)、収め(斂)、貯蔵する(蔵)ことを永遠に繰り返しながら循環する道理です。
天地が宇宙の春に人間と万物を生み出すと(生)、これらの生命は、宇宙の夏の間に分裂と成長を繰り返します(長)。そして、宇宙の秋になると成長を止めて実を結びます(斂)。宇宙の冬(氷河期)には活動を止めて生命力を貯蔵し(蔵)、翌年の春の準備をします。万有生命の運命も、人の一生と人類文明の変化も、この生長斂蔵の理法に従って回っていきます。

もっと見る