甑山道は既存の宗教とはどのようなところが違いますか。

甑山道は既存のあらゆる宗教を越えた「超宗教」です。人類の歴史を通して宗教文化は三段階に進んできました。最初は、人類の始原宗教である神教です。人類文明の黎明期に、韓民族が上帝様を崇めていた上帝文化、祭天文化が神教です。これが世界に広がり、第一の宗教となりました。神教は、儒教、仏教、道教、キリスト教という世界宗教が生まれる以前、東西文明の根源となった原形文化です。次に第二の宗教の時代に入ります。これは、四大文明圏で花咲いた仏教、儒教、道教、キリスト教のことで、上帝様によりこの世に遣わされた聖者たちが開いた世界宗教です。
そして今や、第三の超宗教の時代がやってきました。既存の宗教で成し遂げようとした理想をすべて包含しつつ、現在この世に山積する問題を解決する人類最後の真理が第三の超宗教であり、それがまさに甑山道なのです。これまでの宗教は、上帝様が遣わした聖者たちによって広められたものでしたが、甑山道は上帝様が自らこの世に来られて、教えてくださった大道です。それ故、上帝様の真理を甑山教とは言わず、甑山道と言います。
○ 私の道は、仏(ぶつ)のようで仏ではなく(似佛非佛)、仙のようで仙ではなく(似仙非仙)、儒のようで儒ではない(似儒非儒)のだ。(4:16:9)