甑山道の経典は何ですか?

甑山道の経典は『道典』と呼ばれるものです。『道典』は父の神である「甑山上帝様」と母の神である「太母高首婦様」の降誕とその生涯、そして行跡と聖徒たちに話された言葉を収録した甑山道真理の根幹です。安耕田宗正は甑山道道門の最高指導者、安雲山宗道師様の下で三十年以上もの期間をかけて上帝様の行跡を踏査し、上帝様と太母様に従っていた聖徒たち及びその子孫たちの証言を採録されました。そして、徹底した考証を経て初期に残された記録の間違いを正しました。1992年に『道典』初版が刊行され、2003年には改訂版が刊行されました。現在、世界の主要7ヶ国語に翻訳されています。
○ ・・・龍が水を引き上げて天下に雨を降らすように、君たちは私の行跡をよく見届けて後世の人々に伝えなさい。そのようにして天下を照らさなければ、世の中が如何にして私のことを知り得るだろうか。(4:70:12)
○ ある日、聖徒たちに言われた。「後に、度数が実現されて記録が出るであろう。」(6:80:7)
○ 時になれば、上帝様と私の史略を編纂する者は、圏外から出てくるのだ。(11:188:3)