甑山上帝様

上帝様は秋開闢の時に何故人間を救済なさるのですか。

上帝様は全人類の父母であり、全ての人間は上帝様の子女だからです。上帝様は「私は天地日月である。(4:60)」とおっしゃいました。天地はあらゆる生命を生み育てる親です。ところが、間近に迫った秋の開闢により、上帝様の子女である人類が消滅の危機におかれました。親としてこのような状況を見過ごすことは出来ないのです。

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上帝様と既存宗教の聖者たちにはどのような関係がありますか?

甑山上帝様は「孔子、釈迦、イエスは、私が用いるためにこの世に遣わしたのである。(2:40)」、「私が崔水雲に天命と神教を下して、大道を立てるようにした。・・・(2:27)」とおっしゃいました。これらの御言葉は、「上帝様は儒教、仏教、キリスト教の聖者たちをこの世に遣わした方であり、また、崔水雲に天命を下して大道を広めるようにお命じになった方である」ということを意味します。上帝様はそれらの聖者たちのなした功徳を公正に評価され、時にはその気運を取りあげられる 最高位の神、真の神でいらっしゃいます。

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上帝様と神様はどのような関係ですか。

結論から言えば、上帝様と神様は同じ方です。上帝様が神様であり、神様が上帝様です。宗教の違いを問わず、我々が「神」と呼んでいる絶対的な存在は唯一上帝様のみです。儒教や道教では、何千年も昔から絶対神のことを上帝様と呼んできました。仏教では未来に訪れる救済の仏のことを弥勒仏(兜率天の天主)と呼んでいます。天主教では「天主」、プロテスタントでは「神」と呼ばれていますが、呼び名が違うだけで全て上帝様のことを指しています。

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「上帝」という呼び名はどのような意味ですか。

「上帝」とは「その上がなく至高至尊の神」という意味です。これは太古の時代から東洋世界で神様を呼び崇めてきた呼称です。甑山道では上帝様を「甑山上帝様」と呼んでいますが、それは「人間の身をもってこの世に来られた神」の尊号が「甑山」だったからです。この「甑山」という尊号は、全羅北道井邑の甑山の麓でお生まれになった上帝様がご自身でお付けになったものです。

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上帝様とはどのようなお方ですか。

あらゆる神の中で最高の神であり、絶対者であらせられます。天上には多くの神々がいて、それぞれの役割があります。彼らは各々位格を持ち、自然現象と人間世界の事を司っています。それらの神々の中で最高の神が上帝様です。上帝様は、釈迦やイエス、そして孔子などの聖人たちをこの世に遣わして、彼らに天命を下されました。上帝様は、天上の都である玉京にその御座をおき、天と地と人間の三界の統治大権をお持ちになる主宰者であり、天上界の主であらせられます。

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