上帝様は全人類の父母であり、全ての人間は上帝様の子女だからです。上帝様は「私は天地日月である。(4:60)」とおっしゃいました。天地はあらゆる生命を生み育てる親です。ところが、間近に迫った秋の開闢により、上帝様の子女である人類が消滅の危機におかれました。親としてこのような状況を見過ごすことは出来ないのです。
○ 先天は相克の運である。相克の道理が人間と万物を司り、天と地には戦乱の絶える間がなかった。それ故、天下には冤恨が溢れんばかりに満ちた。今、この相克の運を締めくくらんがために、大きな厄難が一斉に起こり、人間世界が滅びるようになった。相克の冤恨が爆発すれば、宇宙も崩れ落ちるのである。このことを天地神明が心配し、哀れに思って救済を志したが、何ら方策がなく、九天にいる私に訴えてきた。私はどうしてもこれを退けることができず、この世に降りてくることになったのである。 (2:13:4~10)