上帝様はこの世でどんなことをなさいましたか。

『道典』には、「甑山上帝様は、先天開闢以来相克の運に閉ざされて生きてきたあらゆる生命の冤と恨を解き晴らしてくださり、後天五万年の地上仙境世界を建設して、全人類を生命の道へとお導きになった。これが即ち、人尊上帝様として九年間にわたり東方の朝鮮の地で執り行われた天地公事である。これを以って、・・・ 過ぎし先天の相克の運数を締めくくり、後天の相生の運数をお開きになった。(5:1)」と書かれています。甑山上帝様は、人間としてこの世に誕生され、少年時代と青年時代の成長過程を経られました。そして、三十一歳になられる一九〇一年から御天なさる一九〇九年までの九年間にわたって、天地公事を執行なさいました。天地公事とは、先天の相克の運数のために冤恨に満ち溢れた天地を改め直して新しい天地を開くためのものです。一言で言えば、人類が秋の開闢を乗り越えて後天の相生の新しい世の中を開くために、上帝様が前もって救援の道を用意してくださったのです。(甑山道の真理の核心と言える天地公事については、後の第六門で詳しく話します。)
○ 私は、天と地を改め直して後天を開闢し、天下の善悪を審判して後天仙境の無量大運を開く。・・・ (2:29:2)