人が立ち返るべき根にはどのようなものがありますか。

まず何よりも、「自分の生命の根」に戻らなければなりません。それは言うまでもなく、父母と先祖のことです。自分は数多くの先祖たちを経て直接の父母に至り、そこから生命を受けました。二番目は、「自分の国の歴史の根」、すなわち自分の国を開いた国の祖と、民族の根の始祖です。韓民族には、桓因、桓雄、檀君の三聖祖がおられます。三番目は「人類文化を導いてきた真理の根」です。真理の根とは、今日の世界の文明を現在あるようにした根源の文化、始原の文化のことをいいます。それは即ち、太古より人類が信じてきた上帝信仰、上帝文化のことです。人類が忘れてきたこの上帝信仰、上帝文化を回復することこそが究極の原始返本なのです。
○ もし私の陰から離れれば、死ぬであろう。(10:36:4)
○ 今は、原始返本する時代である。血筋が正される時なので、換父易祖する者と換骨する者は皆死ぬであろう。(2:41:1~2)