先祖と子孫との関係は?

先祖は根であり、子孫は実です。この二つは、「互いに異なる一つ」です。私の中には先祖と父母が生きていて、その神明が私と共にいます。先祖は子孫に生命をあたえ、子孫はそれを繋いでいきます。子孫を通して先祖は呼吸をする事が出来ます。たとえ死にかけている古木であっても、その木からたった一つの芽が出ているだけで、木全体が生きているのと同じです。それと同じく、秋の開闢において子孫が一人でも生き残れば、先祖は生命の綱を繋ぐことが出来るのです。「子孫が秋の開闢を乗り越えて天地の実になれるかどうか」、この一点に私の家と先祖の存亡がかかっているのです。上帝様は「君たちにとって、先祖はすなわち神である」とおっしゃいました。先祖と父母を否定し、冷遇する者は、根からの気運を受けることが出来ず、秋の開闢期に生き残ることが出来ないのです。
○ 全ての先祖霊が皆、私に仕えて徳を積んでいる。そのようにして彼らは子孫を授かり、生きる道を得るのだ。それ故、君たちにとって、先祖はすなわち神である。(7:16:1)
○ 父母を敬愛しない者は、天地に仕え難い。天地は億兆蒼生の父母であり、父母は子女の天地である。子孫が先祖を冷遇すれば、先祖も子孫を冷遇するのだ。(2:41:3~5)