誠金の献誠

甑山道の信仰人は上帝様と太母様の祭壇に誠金を献誠します。これは、自分の心と精誠を捧げることです。上帝様から受けた恩恵に誠心をもって報恩するのです。
誠金の献誠を通して、甑山道の信仰人たちは財徳を積みます。 布教の功徳だけでなく、財徳もとても重要なものです。上帝様に誠金を納めれば、その分、天の福禄を大きく受けます。自分が献誠した誠金は、世界の人々を生かす上帝様の事業に使われるので、誠金の献誠は二重の功徳を積むことになります。
○ 人はよく「誠意」という言葉を口にするが、物がなければ何一つ成せないのだ。人の心を測るには金を出させてみるのがよい。(8:10:1)
○ 君たちが私に「一」の誠を捧げれば、私は「万」にして返すであろう。私に従っている、という者の誠心を見るためには、財物でその精誠を試してみるがよい。財徳は誠心を見定める標準である。(9:8:1~3)