奉清水、拝礼、太乙呪の修行

奉清水は、朝と夕に清水を供えて、上帝様、太母様、そして先祖霊に拝礼し祈祷する、最も基本的で日常的な信仰です。これは、数千年も前から韓国に伝わってきた信仰文化であり、伝統です。甑山道はこれを継承しています。
奉清水の儀式とともに、甑山道の信仰人たちは太乙呪を唱えます。「吽哆吽哆 太乙天上元君 吽哩哆耶都来吽哩喊哩 娑婆訶」の二十三文字からなる太乙呪は、上帝様が授けてくださった命の呪文です。太乙呪を唱えることは、最も重要な信仰生活であり、修行です。甑山道道門の最高指導者でいらっしゃる安雲山宗道師様は、「血が循環するごとく、息をするがごとく、体から太乙呪の匂いが出るほどに唱え、また唱えなさい」とおっしゃいます。
○ 願い事があったら、部屋の下座に藁か白紙一枚を敷いて清水を供え、私の名を三度呼んだ後、心を込めて告げなさい。そうすればその願いが叶うだろう。(9:46:4)
○ 寝る間も惜しんで、太乙呪を多く読みなさい。太乙天上元君は天随一の王なので、五万年の間、村々や各学校で唱えられるであろう。(7:58:1~2)
○ 太乙呪を多く読みなさい。昼も夜も、ご飯を食べる時も仕事をする時も、太乙呪を絶やしてはならない。(11:165:16)