太母高首婦様

上帝様は何故女性の太母様に宗統を継がせましたか。

陰陽合徳、つまり「陰と陽が調和と均衡を為すとき、初めてすべてのことが完成される」というのが宇宙の摂理です。この摂理に従って、上帝様は歴史上初めて女性に宗統をお継がせになりました。「先天では垂直的で従属的関係にあった天と地、男と女、陰と陽が、後天の秋の世界では水平的な一体関係(正陰正陽)に変わる」という新しい秩序を宣布されたのです。

もっと見る

太母高首婦様の生涯は?

太母様は一八八〇年陰暦三月二十六日、全羅道潭陽で御生誕なさいました。名字は高、御名は判禮です。後に甑山道の道門を大きく拡大させた車京石聖徒の従姉にあたり、一九〇七年に上帝様に出会われました。上帝様が御天して二年後、一九一一年(辛亥)陰暦九月二十日、聖霊の感化を受けて道通なさいます。

もっと見る

太母高首婦様はどのようなお方ですか。

上帝様が父の神であるとすれば、太母様は母の神にあたります。上帝様は、自らが御天なさる前、一九〇七年(丁未)陰暦十一月に、太母様を「首婦」に任じて宗統を継がせ、「首婦は私の妻であり、君たちの母、万民の母、全宇宙の母である」とおっしゃいました。首婦とは、「天下の頭となる夫人」を意味し、太母は「天上の神明と万民の大いなる母」を意味します。したがって、太母高首婦様は天地万物と人類の大いなる母です。首婦様は、上帝様の伴侶として、その神権と位格は上帝様と同等です。

もっと見る