上帝様が父の神であるとすれば、太母様は母の神にあたります。上帝様は、自らが御天なさる前、一九〇七年(丁未)陰暦十一月に、太母様を「首婦」に任じて宗統を継がせ、「首婦は私の妻であり、君たちの母、万民の母、全宇宙の母である」とおっしゃいました。首婦とは、「天下の頭となる夫人」を意味し、太母は「天上の神明と万民の大いなる母」を意味します。したがって、太母高首婦様は天地万物と人類の大いなる母です。首婦様は、上帝様の伴侶として、その神権と位格は上帝様と同等です。
○ 太母高首婦様は億兆蒼生の生命の母であらせられる。(11:1:1)
○ 太母様は言われた。「私が法輪菩薩であった折に、上帝様との因縁を定め、後天五万年の仙境世界を創建することを、固く誓約した。そして世の運路に合わせて、この世と億兆蒼生を救済するため、上帝様の後に付いて人間世界に降りて来たのである。」(11:17:2~3)
○ 君と私の合徳で三界を改造するのだ。(11:5:7)