Monthly Archives: February 2012

開闢は何故起きるのですか。

四季に循環する天地の摂理に従って宇宙の季節が変わる時には、間違いなく開闢が訪れます。甑山上帝様は「時が熟して巡り来る開闢の運数は、天地の道理であるが故に、どうすることも出来ないのだ。(7:19:12)」とおっしゃいました。特に人間に大きな影響を及ぼす開闢は二つあります。即ち、宇宙の春に起きる先天開闢(春の開闢)と、宇宙の秋の入り口で起きる後天開闢(秋の開闢)です。

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開闢とは何ですか。

「開闢」という言葉は「天開地闢」(新しい天と新しい地が開かれる)という言葉を縮めた表現です。即ちそれは、「天と地が、万物全てに、常に新しい環境を創造し、新しい文化、新しい秩序が開かれる現象」を意味します。

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先天から後天に渡る時には、どのような変化がありますか。

春に根から出た生命の気運は、分裂と成長の陽の運動をするため、根から幹へ、そして葉っぱへ、花へと、夏の間中ずっと上に向かって伸びます 。ところが秋になれば、生命の気運が180度方向を変えて、根の方に戻ります。上に向かって発散していった陽の気運が、今度は成熟と結実のために下の方に収斂する陰の気運に変わるのです。

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夏秋交易期とはどういう意味ですか。

夏秋交易期とは文字通り、「(大宇宙の季節が)夏から秋に変わる時点」を意味します。

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後天の特徴は?

夏秋交易期とは文字通り「大宇宙の季節が夏から秋に変わる時点」を意味します。人類は今、宇宙の春と夏を経て秋の入り口にいます。即ち夏から秋に、先天から後天に入って行くところなのです。このように季節の変わる時点がまさに夏秋交易期であり、その状況に備えなければなりません。甑山上帝様は「今や、全天下が秋の運数に入ろうとしている。(2:29:1)」とおっしゃいました。「天地の秋が訪れる。秋の開闢がやってくる。」ということを知ればこそ、今日の人類が抱えているあらゆる問題の解決方法を見出すことが出来るのです。

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先天の特徴は?

先天五万年は、創造と分裂、生長の時間帯です。天地はこの時期に人間と万物を生み、これらの生命たちは自らの成長と発展のために熾烈に競争します。そのため、先天の世では必然的にお互いに相手に勝とうとする相克の秩序が支配します。

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先天と後天とは何ですか。

宇宙一年は地球の時間で129,600年ですが、前半の春夏の期間を先天といい、後半の秋冬の期間を後天といいます。だから、先天の春と夏が64,800年、後天の秋と冬が64,800年です。

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天地が人間の農事を営む目的は何ですか。

天地が人間農事を営む目的は、秋開闢の後に展開される地上楽園である後天仙境を建設させるためです。手足のない天地はその仕事を自ら成すことは出来ないので、人間にその仕事を代行させて天地の夢を実現するのです。

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「宇宙(天地)が人間農事を営む」とは、どういう意味ですか。

安雲山宗道師様は、「天地は漠然と回っているわけではない。目的があって、秩序整然に回っていくのである。その目的が何かといえば、人間の農事を営むことである。」とおっしゃいます。農夫が四季に合わせて草木農事を営むのと同様に、宇宙もまた、四季に循環しながら人を育てて取り入れる、という人間農事を営みます。

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「宇宙一年」とはどれぐらいの時間ですか。

大自然の循環には『360』という数字が出てきます。地球は一日に360度自転し、一年に360回自転します。その間に一回公転し、それが地球の四季になります。360度ずつ360日回るのですから、地球は一年間に129,600度を回転することになります。

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