人を生かす権能

甑山道の信仰人は、上帝様から人を生かすための布徳(布教)と医統の権能を授かります。秋の開闢が訪れる前に人々に甑山上帝様の真理を伝えて、彼らが生きる道を探せるようにすることを布徳といいます。秋の開闢の時には世界を怪病が襲います。その時怪病で倒れていく人たちを蘇らせる治癒と蘇生の驚くべき能力が医統です。
○ 太乙呪で布教せよ。各々が一千人ずつに布教しなさい。・・・ まず七人に伝えてその七人がまた七人ずつに伝えれば、一千人が多いようでも始めれば容易いことである。(7:57:9~11)
○ 三度は勧めてみなさい。布徳より大いなる功徳はないのだ。(8:15:2)
○ 病劫が押し寄せれば、君たちが天下の民を救うことになるのだ。(7:33:3)
○ 君たちは手に、生かすという「生」の文字を握っているので、「秋の意を得た(得意之秋)」ではないか。(8:69:1)
○ 天下蒼生の生死が、君たちの手にかかっているのだ。(8:7:7)