Monthly Archives: June 2012

太母高首婦様 子孫は七星の気運で 太母様は聖徒たちに言われた。「七星気運は人の生命であり、子孫は七星の気運で生まれるのである」

太母高首婦様 朝鮮全域に太乙呪が響き渡る 一九一一年、辛亥、道紀四十一年九月、太母様は道通を授かり、神道を以って布政所をお開きになった。この時より教勢が興り始め、その三年後には、全羅南北道、忠清南道、慶尚南道、及び西南海のすべての島で太乙呪を唱える声が、絶えることなく響き渡った。

太母高首婦様 天下を統一する道 　聖徒たちが太母様に「教名を何とお付けしましょうか」と伺ったところ、太母様は次のように言われた。「天下を統一する道であるが、まだ時が早いので、取りあえず『仙道』としなさい。後日、改めて真法が出てくれば、分かるようになるだろう」

太母高首婦様 首婦様は天地大業における生命の源 上帝様は諭して言われた。「私の首婦、君たちのオモニをよく敬いなさい。私のなす事は首婦なしでは成就し得ないのだ」 * * * 上帝様は首婦様に「首婦度数」を定めて言われた。「私は*西神である。西神が事を為したとしても、首婦が応じなければ、西神といえども勝手には出来ないのである」そして様々な公事を、首婦様に一つ一つ相談された上で執り行われた。「首婦の＊チマの下を離れれば、誰も生き残れないだろう」

太母高首婦様 宗統大権は君たちのオモニに委ねる 太母様は聖徒たちに「首婦司命」について、次のように言われた。「上帝様は、天地公事を通して天下を平定され、『首婦度数をもって、天下万民を生かす宗統大権は、私の首婦、君たちのオモニに委ねる』とおっしゃったのだ」 首婦様と合徳して三界を改造なさる 上帝様は首婦様に言われた。「君と私の合徳で、三界を改造するのだ」

太母高首婦様 天地大業を君に任せる 大興里の車京石の家で首婦冊封の礼式を行われた時、上帝様は首婦様に言われた。「私は君に会う為に十五年間、精力を注いできた。これから天地大業を*君に任せる」そして、京石の家を首婦様の居所と定めて『首婦所』と名付けられた。上帝様はいつも首婦様の背中を撫でながら言われた。「君は福童である。将来、天下万民の頭目になるので、速やかに道通するであろう」

太母高首婦様 太母様は内院宮の法輪菩薩 太母様は言われた。「金山寺弥勒殿の南側の補佐仏は、三十三天内院宮の法輪菩薩であり、高氏の私としてこの世に降りて来た。私が法輪菩薩であった折に、上帝様との因縁を定め、後天五万年の仙境世界を創建することを、固く誓約した。そして世の運路に合わせて、この世界と億兆蒼生を救済するため、上帝様の後に付いて人間世界に降りて来たのである。」

太母高首婦様 太母高首婦様の降誕 太母高首婦様の尊姓は高、本貫は長沢、御名は判礼であらせられる。倍達国の神市開天五七七八年、檀君紀元四二一三年、朝鮮の高宗十七年、西暦一八七一年、庚辰、道紀十年、陰暦三月二十六日、丑の刻、全羅南道潭陽都護府武伊洞面道里、高飛山の麓で御聖誕なさった。

太母高首婦様 宗統を受け継いで道運の種を蒔かれる 太母様は、上帝様から首婦に定められて、無極大道の宗統を受け継ぎ、大道通をなされた。そして、「*三つの所帯の度数」を受け持ち、布政所を開いて、この地に道運の種を蒔かれた。太母様は首婦として十年間に渡る天地公事を執行して、人類の冤恨と罪業を代贖し、億兆蒼生を新たな生命の道へ導いて下さった。

太母高首婦様 万有生命の母 太母高首婦様は億兆蒼生の生命の母であらせられる。首婦様は、後天の陰道の運を迎えて、万有生命の父であらせられる甑山上帝様と合徳なさり、陰陽同徳を以って正陰正陽の新天地である後天五万年の造化仙境を切り開かれた。