甑山上帝様と無極大道
天地大神門を開いて、三界大権を主宰なさる
甑山は、大願寺に入ってから十五日目の七月一日より七日間、食事も取らず水も飲まず、片時も座を離れずに修道に精進された。
大願寺の七星閣で修行を始めてから二十一日目にあたる、一九〇一年、辛丑、道紀三十一年、七月七日、雷と地震が激しく起き、縁起の良い雨が降りしきる中、甑山は無上の大道を以って天地大神門をお開きになった。これより三界大権を主宰なさり、宇宙の造化権能を意のままに行われた。
大願寺の七星閣で修行を始めてから二十一日目にあたる、一九〇一年、辛丑、道紀三十一年、七月七日、雷と地震が激しく起き、縁起の良い雨が降りしきる中、甑山は無上の大道を以って天地大神門をお開きになった。これより三界大権を主宰なさり、宇宙の造化権能を意のままに行われた。