甑山上帝様と無極大道
余は玉皇上帝なり
道通された日の朝、上帝様は錦谷に尋ねられた。「錦谷!この天地は誰の天地だ。」
錦谷が何と答えてよいか分からず、黙っていると、 「余の天地なり!余は玉皇上帝なり!」
上帝様は雷のような声でそう言われて、大きく笑われた。この時、錦谷が見ると、部屋の中が真昼のように明るく、上帝様の竜顔は太陽のごとく輝いていた。錦谷は我知らず合掌しひれ伏した。
錦谷が何と答えてよいか分からず、黙っていると、 「余の天地なり!余は玉皇上帝なり!」
上帝様は雷のような声でそう言われて、大きく笑われた。この時、錦谷が見ると、部屋の中が真昼のように明るく、上帝様の竜顔は太陽のごとく輝いていた。錦谷は我知らず合掌しひれ伏した。
* * *
「全てのことが、私から新たになるのだ。」