五仙囲碁の度数で世界情勢を回される

五仙囲碁の度数で世界情勢を回される
この朝鮮の38度線は単純に朝鮮だけの38度線ではない。これは全世界の38度線である。緯度38度線。地球の軸が朝鮮になるため、この38度線は地球の38度線である。その38度線に、上帝様は上相撲(サンシルム)を付けられた。道典を見ると「万国活計南朝鮮、清風明月金山寺)という上帝様の聖句がある。私が九歳の時、この一節がとても好きで立春の書として書いて貼り付けた。これは「万国の生かす救済の活方は南朝鮮にあり、清き風、明るき月の下に金山寺あり」という意味である。しかし当時、南朝鮮とか、北朝鮮という区別はなかった。それを百年前に上帝様が公事として南朝鮮、北朝鮮に分けておかれたのである。
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そしてまたこの世界情勢に五人の神仙が囲碁を打つ形の五仙囲碁の度数を付けられた。それが今の世界の政治版図である。一次大戦の時も、二次大戦の時も、五仙囲碁の度数通りになった。一次大戦は童相撲、二次大戦は青年相撲、三次大戦は朝鮮の南北戦争(韓国動乱)のことである。上相撲といえば、まげを結った大人同士の取り組みである。 韓国動乱が勃発して南側のまげと北側のまげが戦った。そして五仙囲碁の度数により、世界列強が各々南と北に味方して三年目に休戦状態になり、それ以来五十年が過ぎた。四人の神仙とは、日本、アメリカ、中国、ロシアのことで、残りの一人は主人である南北朝鮮のことである。このような国際情勢によって休戦になり、押しつ押されつ五十年も続いてきた。その情勢を見れば、五人の神仙が囲碁を打つという形になっている。
先にも話したが、上帝様は先天の歴史で生じた冤神と逆神を解冤させるため、神明政府を建設し、解冤公事を行われた。それにしたがって、この世が回っていくのである。 上帝様の御言葉に「今や天も改め直し地も改め直して、水も漏らさないよう度数を堅く組んでおいたので、それぞれの度数が巡って来るに従い、新しい土台が開かれるであろう」とあるように、上帝様は全世界が回って行く運路を組んでおかれたのである。
地球が軌道修正をする
そして公事のあと100年が過ぎれば、この世が結ばれることになる。冒頭で話したように、上帝様の公事は宇宙原理を執行されたものである。上帝様の真理は宇宙原理であり、宇宙原理が上帝様の真理である。今や、その自然摂理により、宇宙の夏が秋に変わる夏秋交易期、すなわち開闢期を迎えている。これまで人類が生きてきた時間帯は周易の原理で回ってきた。ここ日本の信徒たちも周易のことは知っているだろう。周易は過ぎし春夏の世を表したものである。地球の軌道そのものが楕円形になっていて、現在もその中で生きている。しかし遠からず周易の世は終止符を打ち、これからは正易の世界になる。
楕円形から正円形へと地球の軌道が修正される。そのように地球が軌道修正をすれば、ある地域は海に沈み、ある地域は海が陸地に変わる。いわゆる開闢である。
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予言者の中には、今回地球が軌道修正すれば、60億人類の内、60分の1の1億1万人だけが生き残る、と言う者もいる。また日本人の北野という僧は「日本は海に沈み、20万人だけが生き残る」と言っている。他でもない日本人が言ったことである。日本は人口が1億以上の国ではないか。だとすれば日本の国土がほとんど沈むということである。