上帝様は具体的にどのような方法で天地公事を執行なさいましたか。

上帝様が天上の神明たちに命を下されば、神明たちが上帝様の命に従って人間の世界に作用し、究極的に人類の歴史が上帝様の意図される通りに進みます。上帝様が地上の人間世界を直接治めるのではなく、「天上の神明界を先に治めて、人間世界を動かす」という方法で、全てのことを行われたのです。 例えば、上帝様は、棒を持って地(または土)を三回叩くとか、紙に何かを描いてそれを燃やされるなど、一般の人にはその意味が解らない数多くの儀式を行われました。その一つ一つがすべて、目に見えない天地の神明たちに、ある特定の任務を任されたことなのです。そのように上帝様から天命を授かった神明たちが人間世界に作用するため、人類の歴史が上帝様の組んでおかれた里程標どおりに進み、これからもその通りになっていくのです。
○ 事の大小を問わず、神道をもって治めれば、玄妙にして測り知れない功を収めることが出来る。これが即ち無為以化である。(4:4:1)
○ 鬼神は天理の極みであり、公事を執り行う時には必ず鬼神と共に判断するのである。(4:50:1)