二十世紀以降、世界の歴史は上帝様がお組みになった度数に従って進行してきました。そしてそれは、今現在も進行中にあります。上帝様は「五仙囲碁の度数は、三度の相撲を経て終結される」とおっしゃいました。それは人類の歴史が展開する一連の段階を、朝鮮の伝統相撲に擬えて、それぞれ童相撲、青年相撲、上相撲と言われたのです。
実際そのお言葉どおり、童相撲は日露戦争から一次世界大戦として現れ、青年相撲は日中戦争と二次世界大戦として現れました。世界の列強が鎬を削る最後の決戦である上相撲は、一九五〇年の朝鮮戦争に始まり、今もなお続いています。朝鮮半島をめぐって強大国たちが繰り広げるこの上相撲が終結されつつ、人類は秋の開闢に入って行きます。この全てが上帝様の天地公事で定められ、進んでいるのです。
○ 今、天も改め直し、地も改め直して、水も漏らさぬように度数を組んでおいたので、それぞれの度数が巡ってくるに従い、新しい土台が築かれるだろう。(5:321:1~2)
○ 上帝様は、紙に太極の形の線を描きながら、次のように言われた。
「これが三十八度線である。 土俵場は朝鮮の三十八度線に置き、世界の上相撲の場を取らせよう。万国裁判所を朝鮮に設けるが、土俵場に牛が出れば場が片付くであろう。」(5:7:2~4)
「これが三十八度線である。 土俵場は朝鮮の三十八度線に置き、世界の上相撲の場を取らせよう。万国裁判所を朝鮮に設けるが、土俵場に牛が出れば場が片付くであろう。」(5:7:2~4)