人間の世界のすべてのことは、宇宙の摂理が神明を通して人間に作用し、最終的には人間が動くことにより為されます。「宇宙の理法、神明の作用、人間の行い、これらが一体となって現実世界の事柄が一つ一つ成し遂げられる」という法則が「理―神―事の原理」です。上帝様の天地公事も「理―神―事の原理」によるものです。宇宙の摂理に従って、初めに神明たちを動かし、その後で人間世界の出来事が展開される、というようになさったのです。
○ 天下の全ての物事には天の命がある。それ故、まず初めに神道で神明が先になしてから、その気運を受けて初めて人が行うようになるのである。(4:41:5~6)
○ 天地を開闢するにも神明なしでは成すことが出来ず、如何なることも神明が介してこそ成し得るのである。(4:35:1)