「既存の多種多様な宗教、思想、哲学が、将来、上帝様の大道である甑山道の真理に統一されていく過程」を意味します。これまで、数多くの宗教が開かれ、また多くの人たちがその教えを信仰してきましたが、これからは皆上帝様の真理を信じ、その教えに従って後天の世界を建設するようになります。
また、道運公事は、「上帝様の真理を信じる働き手たちが甑山道の道門を開き、秋の開闢期に世を救って後天仙境を建設する」という一連の過程をも意味します。色どりどりの花が咲き乱れる春と夏の季節では、人々は華麗な花だけにしか目を向けません。しかし秋になれば、その美しかった花は散り、実が結ばれます。この「秋の実」こそ、全ての生命の津液が凝集された結晶体です。甑山道はまさに秋の実りの真理、究極の真理なのです。
○ 上帝様は、首婦様に道統を受け継がせて無極大道の根を下ろし、その実を、水火(坎離)の造化気運を司る太極と皇極の日月龍鳳度数に付けられ、新天地を切り開く道政の真法道運をお開きになった。(6:1:9~11)
○ 私は種蒔きを受け持つから、お前は田植えを引き受けなさい。穫り入れをする者は他にいる。(11:16:8)